あほ新婚旅行記
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まえがき

5/17・前日

5/18・伊丹

5/18・成田

5/18・到着

5/18・パペーテ

5/18・ヴァイマ

5/18・ベルベデール

5/19・ボラボラへ

5/19・ボラボラ到着

5/19・室内

5/20・午前

5/20・ラグナリウム(現ページ)

5/20・テマヌアタ

5/20・ダンス

5/20・サメ

5/21・無人島

5/21・バンブーハウス

5/22・4WDサファリ

5/22・ヴァイタペ

5/22・ディナー

5/23・さよならボラボラ

5/23・さよならタヒチ

あとがき







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ご感想お待ち申し上げます。








ラグナリウム(簡単に言えば実体験型水族館)
教訓「体に自身が無い場合、水中で写真を撮るのは止めましょう。」


PM1:30にロビーに集合。その前に腹がすいているので、カヌーブレックファストで
持ってきた朝食の残しておいたパンを食べる。どうも、昼って手抜きが多い。
明日からはちゃんと食べなくちゃ。(うそ。)

準備をして、ロビーへ。O夫妻も来ている。でも、また例のバウチャーがいるそうな…。
ダーリン、また部屋までダッシュ。O旦那もダッシュ。
迎えにきた車の運転手(おばちゃん)が、「まだぁ〜?」と不服そうな顔をしている。
待っている私はどきどきしている。来た!O旦那到着!遅れて、ダーリン到着!
また、帰りの空港券とか一緒に持ってきてしまった…。要らない物をフロントに預けて出発。
車には外人さんカップルと、日本人カップルがあと1組。黒人の男の人が1人。
外人さんカップルに「アイムソーリー。」とご挨拶。車で10分ほど走っただろうか。
小さな船着場に到着。ここには黒い犬と茶色い犬が遊んでいた。ワンちゃんたちは
時たま泳いでいた。私はホテルから船で行くと思っていたのでここから乗るのが意外だった。
でも、考えてみれば、位置的にこのほうが好都合だわ。
もう2台の車が、違うホテルからやってきて、なんだかざわざわしている。
アウトリガーカヌーに乗りこむ。この船は横に補助板がついているので、揺れは少ない。
快適である。途中で、メリディアンに寄って日本人カップルを1組乗せる。

旦那が、「あれ?この間のカップルやん。ほら。」
ああ、初日にタヒチ島の展望レストランに行った時、帰りにバイバイしてくれた子だ。
「また会いましたね。こないだは手を振ってくれてたみたいなのに、気がつかなくてごめんね。」
と誤る事が出来ました。「ああら、こんにちは。偶然ですね。」と返事してくれました。
ラグナリウムはメリディアンのすぐ近くにあります。泳いで来れそうです。
でも、陸地続きではないのでやはり、船で来なくてはなりません。商売上手です。

浅瀬に船をつけて、ジャボジャボと浜辺に向かいます。短パンはいたほうがいいです。
かおりさんはパレオを巻いていたので濡れていました。まーすぐ乾くけど。
やしの木の林を通りぬけて、テーブルが並んでいる屋根がついている場所に連れてこられます。
そこで、水着になって、シュノーケルセットを持って海に入ります。バスタオルは
レンタルしてないので各自、ホテルで借りてきましょう。持ってきてないカップルもいて、
つらそうでした。私達もわからなかったので、事前にマサトさんに聞きました。
「スポーツタオルが1枚あればいいと思いますよ。」とのこと。
でも、1人1枚のビーチタオルはあった方がいいと思います。海からあがるとけっこう冷えます。

天然の水族館とうたっていますが、やはり、この金網はいけませんねぇ…。
ゾロゾロと、海に入ります。水はきれいです。
薄い水色の熱帯魚?がたくさんいてます。海がめもいます。エイもいます。もちろんサメもいます。
スノーケル好きの私はけっこう楽しめました。底の方まで潜って亀を追いかけたり、
捕まえてみたりと、私は楽しんでました。その様子を旦那は写真とってたんですねえ…。
水死体の写真がいっぱいありました。「後ろから撮っちゃダメって言ったやんかー!」
ひろりん激怒!でも、前から撮っても、水死体には変わりませんが…。

3つぐらいの水槽?(水槽と言ったほうがいいかもしれない。)を順番に入りました。
でも結果的に水から上がったのは最初に入った場所でした。不思議。
水から上がるちょっと前に、ガイドさんが、「ジャポネ〜!サメ、サメ、カモ〜ン。」
怪しげに呼ぶので、外海に近い金網の方へ行ってみました。金網の外にはせびれが黒くない、
ここにいるさめの3倍以上の大きな普通のサメが泳いでいました。「コエェ〜…。」
外にはやっぱりいるんだ。大きなサメ。さっき、メリディアンの人なら泳いで来れそうとか言ったけど、
これがいるなら、ちょっと無理よね。途中で食われそう。サメの観察も終わり、顔を上げると、
5.6人しか泳いでいませんでした。スノーケル好きの私はまだまだ泳いでいたかったけど、
ちょっと恥ずかしいので上がることにしました。上がると、みんなミネラルウォーターとか
ヒナノビールとか飲んでいました。近くの売店で買ってきたみたいです。小銭を持ってきていたので、
スプライトとミネラルを買ってのみました。ガイドさんが、ココナッツとバナナを勧めてきたので、
バナナを食べました。甘くておいしかったです。ココナッツはホテルで食べて、あまりおいしく
なかったので食べてません。ガイドさんたちは皮ごと食べていました。うへ。

黒いビキニ系のパンツをはいた関西弁をしゃべる兄ちゃんが必要以上にガイドさんに
ココナッツを勧められていました。1口食べてうええ…。となってました。食べた事にして、
捨てると、もう1個勧められていました。「のーのー。」と断ってました。「俺や!」と思った貴方、
これも何かの縁です。メール下さい。売店の外にはカラフルなパレオが売っていました。
2000Fぐらいだったので、もーちょっとお金持ってくればよかったと思いました。
ラグナリウム柄?っぽい海がめとか熱帯魚がキュウキュウに隙間無く描かれていました。
売店の中にも小物系のお土産が売っていました。小さな置物や、ポストカード程度です。

一息して、やしの木の林で見かけたラグナリウムの看板の前に行き、写真を撮りました。
板に手書きされているのですが、古ぼけてて、あまり上手じゃない。ピン!頭に浮かんだのは
温泉街にある手書きのマップか、顔が丸くくりぬいてある記念パネル。おもわず、この看板にも
丸く穴を開けたくなりました。もちろん、こんな私にも常識はあるので穴はあけませんでした。
でも、サメや海がめの顔くりぬきボードがあっても違和感ないのではと思ったのは確かです。

さあ、皆さん帰りますよってことで、また、ジャボジャボと船に乗りこみ、メリディアンで
日本人カップルを下ろし、しつこいほど「バイバ〜イ。」を繰り返し、帰途につきました。

途中でパラセイリング中の船とすれ違いました。眺めはよさそうだけど、不安感のほうが強いので
これは出来ないなと、あきらめました。たけぞはやったらしいが…。船着場に戻ると、
「パールビーチ?」「ホテルボラボラ?」と呼ばれて、どんどん車に振り分けられていきました。
「モアナビーチ?」と呼ばれた、その時です。「はーい。…。え?!」10組もの日本人カップル
手をあげました。こんなにいたんや。最初はいなかったから、1日ツアーとか違うツアーで
合流したんや。ひょえ〜。絶対、この中に「ごくぼら関係者」がいる。おもわず、
「ごくらくボラボラ知ってる人っ!」って言いたくなったけど、もし、1組もいなかったら
とても恥ずかしいのでやめた。「私がひろりんやで!」というのも恥ずかしいのでやめた。
2台の車に分かれて乗りこみ、ホテルへ帰った。PM5:00を過ぎていた。





後日談(2000/11/11追記)
ラグナリウムを簡単に言えば、巨大ないけすの中に様々な魚やサメや亀などを入れ、
その中に人間も入って観察できるという、入れられている生き物側から見たら
かなり迷惑な水族館になっている。ストレスが溜まって衰弱死しているやつもいるであろう。
が、人間が思っているより生き物達は活発に動いていて、捕まえられるような鈍感な
やつはいない。いけすといっても、かなり広いし、深いし、外の海と網で隔離されてる
だけなので、水温が上がったり下がったりは無いと思われる。
捕らえられている側の気持ちは可哀想だけども、観察という意味から考えると
日本にもこんなのあったらいいなぁって思います。ウミガメと泳げるなんて、
ダイバーにならなきゃ無理だもんね。

あと、どこへ行くにも多少のお金は持って行くべきだと思いました。
どこへ行っても謎の売店があり、ハネムーン中で浮かれてるので「買いたい病」が
出てしまいとても後悔します。5000F程度は持って出たほうがよいでしょう。
特にパレオって手描きがほとんどだから、気にいったら買ったほうがいいです。
次に似たようなの買おうって思ってもなかなか巡り会えない物なんです。

滞在中、フランス系ガイドは、我々日本人に向かって「ジャポネ〜!」を連呼します。
英語だったら「ジャパニーズ!」。どうも耳についてヤだったんだけど仕方ないのかな。
言い返したい時もあったけど、何を言えばイイのかわからない。やっぱり勉強はいります。
今までのズボラな勉学が倍になって返ってきたような屈辱感が情けない。



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