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食い過ぎじゃ！お前らっ！ 教訓「腹八分目」
昼間、無人島に行く前にマサトさんにバンブーハウスの予約をしてもらっていた。 ＰＭ６：００に予約をして、１５分前に送迎車が来るから、ロビーにいるよう言われ、 その通りにしていた。同じ車に、アメリカ系カップル１組と、日本人カップル１組の計３組。 バンブーハウスに向かう途中で、運転手が、アメリカカップルにごにょごにょ話した後、 「ジャポネ〜、ココ、ブラディマリーズ、ロブスター オイシー フィッシュ オイシー」と 教えてくれた。お前、バンブーハウスの店員だろうが。お金もらってるのかな。 店に到着して、運転手に勧められるままに、席に着かせられる。 私はたけぞオススメの上のフロアに行きたかったが、下のフロアの一番奥の右に座った。 一緒に行った日本人カップルも上に行きたそうに見ていた。 もしかしたら、ごくボラ関係者かもしれない。店は壁の無いオープンタイプ。トイレは外。 店の名前の通り竹で出来ている。テーブルは木製で、イスはプラスチック。 緑色の柄のテーブルクロスがかかっている。テーブルの上には花瓶に花。グラスが２つ。 そして、黒真珠のチラシが１枚。上のフロアーにはバーカウンターがある。 テーブルは上下で２０ほど。２人がけと４人がけがある。 メニューを見てると、ちょっとカマっぽい兄さんが、 「エビカレー オイシ。エビサラダオイシ。」とやたら、エビをすすめてきた。 噂のエビカレーねえ。じゃ、私はエビカレー。旦那はマヒマヒのチーズなんとか。 まだ、エビをすすめてくる。じゃあ、エビサラダももらうよ。私は押されると弱い。 味はエビサラダはそのまま。ゆでたエビにマヨネーズのようなドレッシングがかけてある。 エビがお皿を１周丸く並べてあり、中央にグリーンサラダがあるだけ。 レシート取ってたはずだけど無いので値段は覚えていない。高かった。 エビカレーはカレーが出てくると思ってたら、大間違い。 カレー風味のソースの上に中央に丸く型をとったライス、 その周りにやはりぐるっと１周、エビが並んでいる。でも、ここのライスはまだ食べれる。 味もくどくなくて、まあまあ。まずくは無い。旦那のはあまりよく見ていないけど、 チーズソースのマヒマヒとにんじんと、ポテトと、紫キャベツがさらにのっていた。 本人はおいしいと言ってた。私は味見していないのでどうとも言えない。 一通り食事が終わって、一息ついていると、デザートメニューを持ってきた。 あまり食べたくなかったけど、これって注文したほうがいいのかな。 でも、旦那がアイスクリーム食べたいと言ったので付き合うことにする。 私はチョコレートカスタードケーキを頼んだ。「コーヒー？ティー？」と聞かれたので 旦那が「ツーティー。」と答えた。私が、ドリンクも？と旦那に問いかけると、 「セットでついてるんじゃないの？」と答えた。ここは日本のファミリーレストランとちゃう。 デザートが運ばれてきて、あれ？これか？どこにカスタードあるんじゃい。 私に出されたのは１つ上に書かれていた、ダブルチョコレートなんとかだ。これ違う。 と言いたかったが言い方がわからなかったし、めんどくさいので食べることにした。 でも、これが甘いのー…。ううっ。甘い。 チョコレート好きなら天国の味でしょうが、あまり好きでもないので、辛かった。 旦那と同じアイスクリームにすればよかった。旦那はおいしそうに食べていた。 デザートも食べ終わって、ぼーっとする２人。「ねえ、帰りも送ってくれるんだよねえ。」 「送迎だからそうだろ。」「結構時間たつけど、聞いてみる？」 「たぶん、来たメンバーで帰るんだろ？まだ食ってる。」「え？だれが。」｢両方。｣ そーか。しかたないな。待つか。その間に勘定も済ませていた。ああ、高い。（涙） 待っている間、後ろの白人カップルがすごく食べている話を旦那から聞いていた。 どんどん料理が運ばれてくるらしい。そういえば、ちょこちょこウェイターを呼んでいた。 どんどん食べて、どんどん注文して、がばがば飲んで、もう食べないだろうと思っていたら、 締めくくりにデザートが来たらしい。聞いてるだけで気持ち悪い。あー、振向きたーい。 白人カップルも食事を終え、その白人が帰るといってくれた。 店員の人が車の準備をしている間、店の外のビデオ撮影をしていた。 相変わらず、何もしゃべらない初心者ムービーなので、その店員さんが急に私の腕をつかみ、 片手を挙げるようにいい、ビデオに向かって「ハーイ バンブーハウス！」そして、 旦那に向かって「オイシカッタ？」旦那「おいしかった。」店員「サンキュー。」 旦那「ありがとう。」と、声を残してくれた。あ、ありがとう。 バンブーハウスを後にして、暗い道をぶっ飛ばしてホテルへ帰った。 もどる すすむ
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