あほ新婚旅行記
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まえがき

5/17・前日

5/18・伊丹(現ページ)

5/18・成田

5/18・到着

5/18・パペーテ

5/18・ヴァイマ

5/18・ベルベデール

5/19・ボラボラへ

5/19・ボラボラ到着

5/19・室内

5/20・午前

5/20・ラグナリウム

5/20・テマヌアタ

5/20・ダンス

5/20・サメ

5/21・無人島

5/21・バンブーハウス

5/22・4WDサファリ

5/22・ヴァイタペ

5/22・ディナー

5/23・さよならボラボラ

5/23・さよならタヒチ

あとがき







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今日もまぬけな私たち(伊丹⇒成田)
教訓「持って行く化粧品類は必ずチェックしよう。」


5時に起こしたはずの旦那がまだ寝ている。
ちょっと怒り気味に「もうすぐタクシーくるで!」と気合をかける。
慌てて起きてひげをそり始める。ひげをそるのに20分かかる人間が、
準備なんかできるはずが無い。
そう思って詰めなおしてスーツケースを閉じて鍵までかけてあげた私は正しかった。

ばたばたと用意をしているとピンポ〜ン♪「!来た!やばい!」
急いでスーツケースを玄関に下ろし、家を出る。
化粧をする暇も無かった。旦那はひげもそり、ヘアスタイルも整っている。
それが妙に腹立たしかった。

お義母さんに手を振り、出発。伊丹空港までのタクシー内で化粧をするが、
眉墨を忘れているのに気がつく。眉毛の薄い私には致命傷である。
ショックでしばらく立ち直れなかった。

伊丹空港のJTBカウンターにAM6時45分集合。6時15分に到着。
国内線にしては何でこんなに早い集合時間なんだろう。
ゆっくり化粧して6時に出ても間に合った。またショック。

集合場所には朝早くから北海道や沖縄に行く人々であふれていた。
でも、タヒチ行きのカップルはその時点で、約10組。
人気があるんだなあと再認識。
ペアルックのカップルやべったりくっついているカップルを見ると、
新婚さんらしい雰囲気が伝わる。
きっと15,6日に式を終えたばかりなのだろう。
それに比べて、すでに式から1ヶ月経過している私たちは
妙にサバサバしていた。 ま、いっか。

成田に向かう便はAM8時発のANA。大阪からは直行便は出ていない。
成田で経由してタヒチに向かう。たかだか1時間の飛行なのにジャンボ機である。
機長の挨拶が今までで一番よかった。
内容は薄覚えだが、こんなことを言っていた。
完全なるおっさんの声で、
「本日はあまり天候はよくありませんが、
途中にキャンディのようにクリーミーな雲や…。
〜〜〜気流の関係によって機体が大きく揺れることが ございますが、
まぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ったく問題がございませんのでご安心ください。」
本当にこれぐらい伸ばした。
続いて、英語のご挨拶でもキャンディやクリーミーのところもちゃんと 訳していた。
機内に笑いが起こる挨拶なんて聞いたこと無かったのでいい思い出になった。
一生懸命棒読みしているのが目に浮かぶ。やるな、ANA





後日談(2000/10/25追記)
その後、2000年の4月より関空からもタヒチへの直行便が就航した。
就航記念などのキャンペーンなどで、どえらいお安いツアーなどが
盛りだくさんあったのには、またまた二重のショックを受けた。
『もう二度と行く事はないやろう。』と旦那は言うが、関空発が
出たことを知ると、『関空からも飛んでみたいのぅ。』という発言を
したりしたが、やはりこの高額な(最低2人で60万より)旅行は
夢になりそうな予感…。毎年行ってる夏の宮古島を3回やめりゃ1回
タヒチに行けるのだけど、やっぱ無理だわ。しんぼうできん。
眉墨を忘れた私は、眉毛の無いままタヒチで過ごした。唯一の救いは
茶色のアイシャドーを持っていた点で、陸上では不自由しなかった。
買えばよかったんだけど、何て聞いたらいいんかわからんかった…。
ただ、海に入ると流れてしまい、すっかり水死体なひろりんなのでした。
これに懲りて、常に化粧ポーチの中には眉墨が2本入っている。



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